生産現場の通知簿とは?業績評価指標のポイント

貴社の生産現場を通知簿で表すと、どのような点数でしょうか?

通知簿と聞くと、懐かしく思われたり、思い出したく無い方もいらっしゃるかもしれません。
以前の通知簿は5点満点で、時には全教科5「オール5」のスーパースターも学年に一人や二人はいたように感じます。

現在の小学校では、「大変良くできました」とか「もう少し頑張りましょう」などと、定性的な評価になっているようですね。

企業における通知簿は、損益計算書や貸借対照表などの財務諸表で表す場合が多いと思います。
製造業ですと、これらに製造原価報告書が加わり評価されると思います。

但し、「もう少し頑張りましょう」というような軽めに評価ではなく、内容によっては株主や銀行、その他ステークホルダーや市場からは厳しい評価をうけるなど、企業価値を著しく毀損してしまう事もあります。

さて、こうした通知簿を生産現場へ置き換えた場合はどうでしょう?
どのような切り口で採点すれば良いでしょうか? まずは自己採点してみるのも良いでしょう。
その方法は・・・・・

それは、現場のKPI(業績評価指標)を設定し行う場合があります。
しかし、それらは業種・業態でも違ってくるなど、少し難しくなってきます。 そこで、通常現場のコンサルティングを行う、ヒヤリング項目そのものを切り口(教科)した、例を以下に示します。

◇生産現場の「通知簿」の5教科(例)---------------------------------

1.生産計画
2.受注管理
3.作業管理
4.資材管理
5.納期管理

◇生産現場の「通知簿」の採点内容(例) 2.受注管理 --------------

・受注情報はタイムリーに登録され、関連部署で参照できるか?
・受注条件(金額、数量、納期、支払条件など)は明確になっているか?
・受注から在庫引当または作業指示へと情報連携がとれているか?
・受注情報(注文残を含む)は経営層に適宜情報提供できているか?

等々・・・です。

生産管理システムの検討は、たとえば、不得手な教科の納期管理を「もっとがんばりましょう」から「良くできました」 へランクUPを狙うのか?
それとも「オール5」を狙うのかなどの視点が必要だと思います。
さて、貴社の自己採点は如何でしょうか?


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