原価計算は難しい?原価管理のよくあるお悩み
原価計算のテーマは、製造業に限らず、例えば卸売業でも仕入と販売 から 「儲け」を知ると言う意味で非常に重要なテーマです。
製造業ではその仕入で決まる原価とは違い、「ものづくりを通して費用が確定していく」ので単純ではなく、少しやっかいなテーマとも言えます。
「原価管理」と「原価計算」は実際には少し意味に違いがありますが、ほとんど「原価管理」と一括りに扱われています。
また、社名用語(方言)が多く、標準的な用語では通じない・・というケースが実に多いのです。
日々製造業のお客様から、こうした色々な「原価」のご相談があります。その中には、悩ましいご相談も多く、以下ような4つの型があるように感じます。
1.教科書通りの要件、実行不可能型
2.方針や制度設計が無くパッケージ依存型
3.部門間の目的、整合、一貫性がなく混乱依頼型
4.エクセル・マクロの解析の計算システム化型
これらは、
1.正しい要件なのですが・・・お客様の実態では難しいのでは・・・
2.パッケージはご説明しますが・・・良し悪しのご判断が誰もできない・・・
3.制度原価、直接原価・・やりたい管理が盛りだくさん・・・
4.ブラックBOXのロジック解析・・ん~難しい・・・
・・・などなど。
お客様で、実態に応じた制度設計、部門間調整、方針や目的の明確化が出来れば良いのですが、なかなか難しい論点なると思います。
私もまだまだ実力不足な点もありますが、ご相談やご指導、ご要望対応など、今後も精進、対応していきたいと思います。