製造業における「問題」と「課題」の違いとは?

お客様から頂く提案依頼書や業務ヒヤリングで「問題はなになにです」「これこれが課題です」と書いてあったり、伺ったりします。
でも「課題は納期が大幅に遅れる」などと言われると、何か変な感じがしませんか?
それは一体なぜでしょう?

普段、「問題」と「課題」を意識して使い分けていますか?
いずれも、問題=課題=「悪いこと」で使われたりする方が多い印象です。

しかし、そこには少し違いがあるのです・・・・

簡単には「問題」は「悪いこと」で使い、「課題」は「あるべき姿」とか現状とあるべき姿のギャップ「達成したい事」
で考えると良いと思います。

例)①生産実績が適宜把握できず、顧客からの問合せ対応ができない(問題)

  ②生産実績が時間単位で集計され参照したい(あるべき姿=課題)

  ③生産実績が適宜集計され参照されるシステム化の構築(課題)

・・・??
これでも、何か判りにくいですね・・・

もっと簡単には、
問題点は××ができない・・・とか否定形で使い、
課題は○○ができる仕組 や、△△の構築・・・など肯定形で使うと
覚えれば良いと思います。

つまり、
「弊社の課題は、生産実績が適宜把握できないことです!」とは言わないということになります。

また、「問題」は「解決」し「課題」は「達成」するという関係も重要です。
そしてシステムの要件は、「課題」の方から導き出される場合が多いと思います。

「今回のシステムは、生産実績をリアルタイムに集計し、適宜集計参照でき、顧客問合せに迅速に回答できること」

・・となります。 (締めくくりは問題点の裏返し=解決)
さっそく、自社の課題の整理や提案依頼書で応用してみましょう!


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