見込・受注生産混在型の業務課題

  1. 営業予測に従い部品を先仕込みする手配が煩雑になっている。
    (理由)営業予測は製品レベルでの情報だが、先行手配のレベルはユニット/部品レベルのため、人間系での構成展開や指示残の管理を行わざるをえないため。
  2. 計画変更が多く部品の滞留在庫が多い。
  3. 部品/中間品の先行手配を行いたいが、顧客(または営業)に紐付けた手配を行い、手配責任を明確化させたい。

システム化のポイントと狙いの効果

  1. 先行手配のしくみを構築し、手配の管理工数を削減する。
  2. リードタイムによる日程計算に基づき手配を行う運用とし、滞留在庫を減少し在庫効率を高める。
  3. 先行手配品に引当限定のしくみを構築し、手配責任を明確化することで死蔵在庫を減少し在庫効率を高める。

生産管理システム R-PiCSでの実現方法

  1. 先行手配機能にて、製品レベルの営業予測情報から先行手配品目を自動計算して手配することができます。
    先行手配品目は、後続のオーダにて自動引当されます。
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  2. 作業および発注のリードタイムを設定し、バックワード・スケジューリングにて着手日に基づいた手配を行うことができます。
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  3. プロジェクト管理機能により、顧客や営業担当者等を指定したプロジェクトにて先行手配を行うことができます。先行手配品は、紐付けされたプロジェクト向けの製品に対しては自動引当されますが、それ以外のプロジェクト向けには自動での引当がされません。
    必要以上に手配され余った在庫はどのプロジェクト向けに手配されたものなのかを確認することができます。
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